大晦日までのちょうど今頃 出石の街は何とも言えぬ不思議な雰囲気に包まれる 師走の慌ただしさは変わらないのだが にぎやかなクリスマスが過ぎて晦日大晦日に向けて ちょっと一服といった独特の「まったり」感があるのだ 正月休みで帰省してきた大学生の寝ぼけた顔だったり のんびりと出石を訪れた観光客のそぞろ歩きだったり 夕方から降る冷たい雨だったり 灯油配達のだるそうな足どりだったり 買い物に洗車に大掃除に余念が無いおじさんの似合わぬジャージ姿だったり いつもと変わらぬ年寄りの散歩の歩幅だったり 夜明け前の缶コーヒーの温もりだったり 集金を終えた商売人の安堵のほっと一息だったり 軒下に吊るされたまだ若い干し柿だったり バス停で寒そうに手を繋ぐ高校生のカップルだったり… 年末の慌ただしさのほんの一瞬前の微妙な「まったり」感なのだ あと二三日もすれば いよいよ年の瀬の喧騒も高まっていくのだろうが 今日と明日ぐらいはまだこの微妙な「まったり」が続くはずだ さてワタシも大晦日のピークに向けて 今のうちに気合を入れ直しておかねばなるまい おそらく大晦日はまた一日中打ち場にこもってのそば打ちになる 明けて元日は休むが2日からは店を開ける 「まったり」を感じるのも今のうちだな(笑)
2006/12/26(火)
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